【明治安田J1リーグ第10節 東京ヴェルディvs FC東京 2026年10月17日(土)14:03キックオフ 味の素スタジアム】撮影/原壮史(Sony α1使用)
■対照的なチーム状況
今シーズン最初の東京ダービーは、あまりにも対照的なチーム状況での対戦となった。
リーグ戦9試合未勝利の東京Vは、長らくチームを率いてきた城福浩監督との別れを選択。前節から相馬直樹監督が新たに指揮を執り、立て直しを図っている。一方のFC東京はリーグ戦4試合連続完封勝利と勢いに乗っている。ダービーに順位は関係ない、とよく言うが、結果を出せていない東京Vはサポーターの足取りが重く、快晴の土曜、しかも昼間のビッグマッチながらホームのゴール裏が埋まらない。未勝利という事実の深刻さがスタンドに表れていた。
戦いぶりでサポーターに変化を示したい東京Vだったが、無情にもたった18分で崩壊する。ルーズボールにFC東京のセンターバック・稲村隼翔が頭で入り、コントロールしようとした東京Vのセンターフォワード・染野唯月の足が当たって一発退場になった。
以降、数的優位となったFC東京が東京Vを押し込み続ける。全員で引いてなんとか凌ぐ東京Vだったが、最前線でクリアボールを収められる染野がいなくなり、チーム全体を押し上げて整え直すことはできなかった。苦しみながらも20分以上粘った東京Vだったが、前半41分にコーナーキックからアレクサンダー・ショルツに先制ゴールを許し、早くも万事休した。

































