■磐田のJ1自動昇格にはすでに黄色信号が
仙台に敗れた磐田は3連敗で、通算成績は3勝1分5敗となった。この時期での5敗は、すでにJ1自動昇格に黄色信号が灯っていることを意味する。
過去5シーズンのJ1自動昇格チームを見ると、負け数は5敗から9敗である。23年の磐田が9敗で2位に食い込んだが、このシーズンは総試合数が「42」だった。38試合になった24年以降では、8敗が最多である。
24年以降のデータに照らせば、磐田がJ1自動昇格を果たすには、残り29試合で3敗しか許されないことになる。リーグ戦は4分の1ほどを消化しただけだが、磐田が直面する現実は厳しい。
この日は仙台のホーム、ユアテックスタジアム仙台でのアウェイゲームだった。磐田からすれば、「相手の勢いがまさった」という見かたもできるだろう。
ただ、内容で明らかに劣った事実は、重く受け止める必要がある。シーズンの4分の1ほどを消化しただけでも、9試合で3勝しかあげていないのだ。「アウェイゲームだから」、「相手が良かったから」、「運に見放されたから」といったように、矢印を外側へ向けるのは危険だ。「仙台との違いは何だったのか」、「いまのチームに何が足りないのか」との視点に立ち、自分たちへ矢印を向けなければならない。
次節は北海道コンサドーレ札幌とのホームゲームだ。川井健太監督が指揮するチームも、ここまで2勝2分5敗で18位に低迷している。ただ、前節は開幕節以来の勝利をつかんだ。負の流れを変えるきっかけをつかんだ。
J1自動昇格をつかみ取るには、どちらにとっても負けられない一戦である。シーズン10試合目は、両チームの今シーズンを左右する大一番だ。









