■前半のシュート数は11本対1本

 この試合最初のセットプレーで先制した仙台だが、10分に追いつかれる。自陣でのFKをきっかけにゴール前での競り合いが続き、同点ゴールをプッシュされた。

 J1昇格の有力候補と目されている仙台と磐田だが、シーズン序盤の成績は対照的だ。そして、その理由がここからピッチ上に映し出される。仙台が試合を支配していく。

 仙台はスタメンを固定して戦っていることで、2トップの連携、2トップと2シャドーの連携がスムーズだ。前線にボールがしっかりと収まるので、ウイングバックも攻撃参加にためらいがない。3バックの右サイドでプレーするDF高田椋汰(26歳)も、機を見て前線へ駆け上がる。3バックが5バックになる時間が短く、システムの特性を生かすことができている。

 攻撃のイメージを共有できているので、選手たちが距離感良く連動しながら、ワンタッチのパスを織り交ぜることができる。アタッキングサードで、相手の予測を上回ることができるのだ。

 前半終了時点の仙台は、公式記録上で11本のシュートを記録した。それに対して、磐田には失点シーンの1本しか許していない。スコアこそ1対1で折り返したが、シュート数が示すとおりに仙台が磐田を圧倒した。

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(2)へ続く
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