■未来的だった移動手段

 日本で初めてAGTが本格営業に至ったのは1981年開通の「神戸ポートライナー(神戸新交通ポートアイランド線)」ですが、営業距離がポートライナーが10.8kmだったのに対してアストラムラインは18.4kmと日本最長。また、AGTは高架式が普通なのにアストラムラインは市内では地下を走行するなどかなり本格的なものでした。

 広島市内からそのアストラムラインに乗って、日本有数の大規模スタジアムに向かうのは当時としてはかなり“未来的な”経験のように感じられました。

 もっとも、アストラムラインは従来型の鉄道に比べれば輸送力に限界があり、5万人の観客が集まると帰りはかなりの混雑になります。しかも、広島人は東京人に比べて満員電車に慣れていないらしくて「頑張って詰めればもっと乗れるのになぁ」と思ったことが何度もあります。

PHOTO GALLERY ■【画像】1994年広島アジア大会開会式の入場券
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