■昇格組との連戦で勢いをつかめるか

 百年構想リーグでチーム最多得点を記録した岩渕は、22年に当時J3のいわきFCで、24年はJ2のファジアーノ岡山で、2ケタ得点をマークした。今夏に24年シーズン以来の復帰を果たした中島は、24年のJ2リーグで13得点を記録している。

 彼らふたりがゴール前で足を振るシーンをいかに作るのかは、仙台の攻撃で重要な意味を持つ。そのために、岩渕と2トップを組む選手を誰にするのか。

 藤枝との開幕節は、184センチの梅木が先発で起用された。宮崎も184センチの長身で、中田は189センチだ。

 大分戦でスタメンに指名された小林は177センチで、スピードとゴール前での抜け目なさを強みとする。前線からのチェイシングも精力的だ。

 22日に行なわれる第3節で、仙台はヴァンラーレ八戸と対戦する。翌4節はテゲバジャーロ宮崎戦だ。

 J3から昇格してきた八戸は、開幕節でカターレ富山を2対0で退けたものの、第2節は栃木シティに0対5で大敗している。2試合連続の大量失点を避けるために、守備を見直して臨んでくるだろう。力関係に差があるとしても、簡単な試合にはならない。

 宮崎は百年構想リーグで3位に食い込んだ。開幕節は横浜FCに0対1、2節はヴァンフォーレ甲府に1対1と、J1昇格を争うチームとクロスゲームを演じている。百年構想リーグ見せた堅守は、J2リーグでもチームの土台となっている。こちらもJ3からの昇格チームだが、1点を争う試合になりそうだ。

 いずれにしても、仙台はJ1昇格を狙うクラブだ。昇格チームとの連戦で、確実に勝点3をつかむ必要がある。この連戦はシーズンを左右するかもしれないものだ。白星を二つ並べて、その後に控える湘南戦、北海道コンサドーレ札幌戦へつなげていきたい。

 岩渕と2トップを組むのは誰か。前線のチョイスが注目される。

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