■忌避すべき存在から究極の救世主へ。テレビが欧州サッカーを「怪物」に変えた
そしてテレビの生中継が始まると、プレミアリーグもチャンピオンズリーグも関心が高まり、スタジアムは再び満員の観客で活況を呈するようになる。するとそこに世界からの投資家たちが群がり、収益が収益を生んで怪物のような現在の「欧州サッカー」が出現するのである。
第二次世界大戦後に本格的スタートとなったテレビ放送。しかしそれから45年間以上、サッカーにとってテレビの生中継は「忌避すべきもの」だった。それが今や、テレビなくしてプロサッカーは成り立たない状況にある。それは、各国の国内リーグも、UEFAチャンピオンズリーグのような地域のクラブトーナメントも、そしてワールドカップも、まったく同じ構造なのだ。
テレビはサッカーの未来をどう変えていくのだろうか―。
※次回連載では日本のサッカーとテレビ放送の物語をお送りします。




























