■日本サッカー暗黒時代、かつて希望を託した「韓国」

「そういえば、僕も1990年のイタリア・ワールドカップのときには韓国を応援していたなぁ」と、昔の記憶が蘇ってきました。

 1967年にメキシコ・オリンピック予選で日本と韓国の試合(3対3)を見たのが、僕がサッカーにのめり込むきっかけでしたが、その後は韓国に連戦連敗。だから、今でも僕はサッカーに関しては大の「韓国嫌い」で、ワールドカップなどの大会で韓国が先に敗退してくれるとホッとします。

 しかし、1970年代から80年代にかけては日本サッカーの暗黒時代でした。1986年のメキシコ・ワールドカップ予選では最終予選まで辿り着いて一瞬だけ“夢”を見ましたが、韓国に2連敗。1990年のイタリア・ワールドカップでは日本は1次予選で敗退してしまいました。

 そこで、僕は(日本は出場しないのに)シンガポールで行われたアジア最終予選を観戦に行ったのです。韓国が3勝2分無敗という成績で圧勝しました(マリオ・ザガロ監督率いるUAE代表が守備的作戦で1勝4分という成績で2位通過)。

 洪明甫(ホン・ミョンボ)、黄善洪(ファン・ソノン)、金鋳城(キム・ジュソン)、皇甫官(ファンボ・グァン)、趙広来(チョ・クァンネ)といった名選手がそろっていました。それで、本大会でも韓国なら少しは頑張れるかと期待していたのです。

PHOTO GALLERY ■【画像】イタリアW杯アジア予選の入場券
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