サッカー取材で世界を飛び回る“蹴球放浪家”の後藤健生。北中米ワールドカップの熱狂の裏で、メキシコからアメリカへの過酷な夜行バス移動を敢行した。そこで遭遇したのは、70代の日本人サポーターによる“超”弾丸ツアー! 驚愕の移動術と、意外すぎる国境越えのリアルに迫る!
■深夜のメキシコ脱出!夜行バスへの過酷な道のり
6月20日にメキシコのモンテレイでチュニジア戦を見た後、僕は「グレイハウンド」の夜行バスに乗ってテキサス州ダラス市に向かいました。
頭を悩ませたのは「スタジアムからモンテレイの北の端にあるバスターミナルまでどうやって移動しようか?」という問題でした。試合は22時キックオフ。終了は深夜0時になってしまいます。バスは午前2時40分発なので時間はありますが、混雑した中でスムーズに移動できるのでしょうか?
「試合後は地下鉄が無料」と聞いたので地下鉄で行こうと思いましたが、5万人もの観客が移動するのですから駅が大混雑になったら時間がかかります。
ところが、試合終了後に最寄りのエクスポジシオン駅に行ってみると、それほどの混雑ではなくすぐに列車に乗れました。ここから1号線(東西線)に乗り、クアウテモク駅で2号線(南北線)に乗り換えて終点センデロ駅で降りればバスターミナルは至近距離です(ただし、真っ暗な道を歩かなければいけません)。






























