移籍後の初ゴールで逆襲の狼煙を上げたドイツ2部カールスルーエSCの福田師王だったが、ウインターブレイク明けの彼を待っていたのは「ベンチ外」という、さらなる試練だった。
孤独な海外生活の中、夜も眠れなくなるほどの精神的重圧。連載第7回目後編では、どん底の中で彼が下した「ある決意」について赤裸々に語ってくれた。
■「本気で思い悩んでいた」今後のキャリア
一番精神的にキツかったのは、ウインターブレイクが明けてからの期間です。後半戦が始まっても、1月から2月前半にかけては3試合連続で途中出場にとどまり、その後なんと2試合連続で出番なし(ベンチ外含む)となってしまいました。
実はこの冬、今後のキャリアについて本気で思い悩んでいたんです。このままベンチを温めていては成長できないと焦りを感じて、環境を変えるべきなのではないかと、現実的な選択肢として真剣に悩んでいました。
■「なんで使われないんだ」全然寝つけない日も
でも、とことん自問自答を繰り返した末に、僕の中でようやく「ここで這い上がって結果を出す」という「覚悟」が決まったんです。
3月の最初の2試合もベンチ外になり、合計4試合連続でピッチから遠ざかっていました。「もう、このクラブで絶対にスタメンを勝ち取るしかない。ここで結果を出して、自力でステップアップのタイミングを引き寄せるんだ」と。腹がくくれたのが、ちょうどその頃でした。
あの時期は、メンタル的にめちゃくちゃキツかったです。特別メンタルトレーナーをつけているわけではないので、全部一人で抱え込んでいました。
日本のサポーターも含め、応援してくださる方々がたくさんいて、早く恩返ししたいのに、「こんな状態でいいのか」「コンディションはこんなに良いのに、なんで使われないんだ」って。夜、ベッドに入ってもいろいろと考え込んでしまって、全然寝つけない日もありました。

































