新天地ドイツ2部カールスルーエSCでの生活基盤を整え、サッカーに没頭する環境を手に入れた福田師王。しかし、2部リーグのピッチで彼を待っていたのは、想像以上の厳しい現実だった。
連載第7回目中編では、移籍後初ゴールを決めた歓喜の瞬間から一転、彼を襲った「もどかしさ」について迫る。
■ 試練のシーズン前半戦と限られたチャンス
サッカーに関しては、本当にいろいろあったシーズンでした。いつも通り努力を積み重ねてはいたのですが、結果が出るまでには長くて苦しい時間がありました。
まずは今シーズンの前半戦についてです。8月末に加入してからウインターブレイク(クリスマスを挟む冬休み)に入るまでの出場試合数は、全17試合中の9試合。しかも、すべて途中出場で、決してチャンスが多いとは言えませんでした。
■ 移籍後初ゴール!「徐々に理解してくれるように」
それでも、確かな手応えをつかむことができたのが、2025年12月20日の第17節、アウェイでのボーフム戦です。
(※編集部注:この試合、カールスルーエは1点ビハインドの苦しい展開を迎えていた。後半開始からピッチに送り出された福田は、前線で果敢にボールを呼び込む。そして1-2で迎えた後半41分、左サイドを抜け出したDFヘロルドからの鋭いクロスに対し、福田はDFの間に猛スピードで飛び込み、豪快なダイビングヘッド。相手GKに触られながらも執念でボールをゴール奥へとねじ込み、チームを救う貴重な同点弾を決めた)
それまでも短い時間でちょこちょこ出場はしていたので、自分の中で惜しい場面は作れるようになっていました。チームメイトも、僕の最大の特徴である「動き出しのタイミング」や「ボックス内での動き方」を徐々に理解してくれるようになった気がします。


































