今月、また一人、有望な日本人選手がヨーロッパでの大きな挑戦へと旅立った。しかし、その移籍発表の当日、いきなりリーグ公式SNSから予想外の“厳しい洗礼”を受けることとなってしまった。
J1のサンフレッチェ広島は17日、大卒2年目の逸材・中村草太がフランス1部(リーグ・アン)のル・アーブルへ期限付き移籍することを電撃発表した。契約期間は来年6月30日までとなる。
前橋育英高校から明治大学という名門ルートで確かな実力を磨き上げた中村。2025年に広島へ加入すると、開幕戦で途中出場からいきなりプロ初ゴールをマークするなど即座にフィットし、ルーキーイヤーからリーグ戦32試合出場6得点という見事なインパクトを残した。
今年に入ってからも、百年構想リーグで16試合出場5得点と好調を維持。プロ入りからわずか1年半という短期間の出色のパフォーマンスが、海を越えてヨーロッパのスカウト陣の目を引きつけた格好だ。
もちろん、迎え入れるフランス側の期待値も非常に高い。ル・アーブルには1年早く加入した日本代表DF瀬古歩夢が所属しており、すぐさま主力として台頭。本来のセンターバックだけでなく中盤での起用にも柔軟に応え、そのタフな戦いぶりはワールドカップの大舞台でも証明されたばかりだ。
こうした瀬古の大活躍による“日本株”の急上昇も後押ししたのか、ル・アーブルは今月に入って水多海斗も獲得している。Jリーグでのプレー経験はないものの、中村と同じ前橋育英高校を卒業後に単身ヨーロッパへ渡って泥臭く腕を磨いてきたサムライであり、そのポテンシャルが高く評価された。ル・アーブルにとって、中村は一気に3人目の日本人選手獲得となったのだ。
同一クラブに日本人選手が3人も揃うという熱い展開に、リーグ・アン公式もすかさず反応。移籍発表当日、英語版の公式X(旧ツイッター)アカウントにて、「ル・アーブルに日本の力」という大々的なキャッチコピーとともに、中村ら3選手の写真を投稿し歓迎の意を示した。
この投稿は瞬く間に8万5000回以上も閲覧され、同アカウントでも最多クラスの「いいね」が寄せられる大反響となった。だが、日本のファンからは、歓喜の声に混じってどうしても“見逃せないツッコミ”が殺到することになった。






































