■ブラジル戦・佐野海舟の欧州基準! 自ら持ち出す一歩目の早さ
カットしたボールをすぐに自ら持ち出す一歩目の早さ。それは、佐野という選手がJリーグでプレーしていたときから、彼の最大の持ち味だった。
だが、あの場面でブラジルを相手にパスコースを探すのではなく「思い切って自ら持ち上がる」というヨーロッパ基準の選択ができたあたりは、さすがにブンデスリーガというヨーロッパの舞台でほぼ毎試合フル出場を続けている選手だけのことはあると僕は感心した。
パスをつなぐ技術は、もちろん日本のサッカーの特徴であり、その良さはこれからも維持していかなくてはならない。スウェーデン戦の先制ゴールのように、丁寧にパスをつないで最後にフリーな選手を生み出してフィニッシュする。きわめて日本のサッカーらしい美しいゴールだった。
今回のワールドカップでも、日本の青のユニフォームを着て日本代表を応援してくれる外国人の姿が目についた。
メキシコのモンテレイの試合では、試合前から試合後までメキシコ人たちは日本の応援で大いに盛り上がり続けていた。
また、モンテレイからダラスまで移動する夜行バスの中で僕の隣の席に座った中国人の2人組は、日本代表を応援するために日本戦3試合のチケットを手に入れて、わざわざ中国からやってきたと言っていた。
日本人以外にも、日本のサッカースタイルを愛して応援してくれる人は多いのである。






























