■ 狙い通りのタクト。トゥヘル采配が的中した後半戦
欧州の強豪国同士らしい一進一退の攻防が続いたが、後半に入るとイングランドが鮮やかに試合を支配していく。
後半開始直後の47分、右サイドからの鋭い縦パスに飛び出したジュード・ベリンガムが電光石火の勝ち越しゴールを奪取。勢いに乗ったイングランドは、強烈な中盤のプレスでクロアチアの自由を奪い、ロングボールを効果的に使ってサイドの裏を突く戦い方でピッチ上の優位を保ち続けた。
さらにトゥヘル監督は、的確な選手交代によってチームをより強固なカウンター型へとシフトチェンジさせ、試合を終わらせにかかる。
その狙いは見事に的中し、終盤の85分、途中出場のマーカス・ラッシュフォードが試合を決定づけるダメ押しゴールをマーク。終わってみれば4-2の快勝劇となった。
今大会のメンバー選考では、国内リーグで躍動したプレーメーカーのコール・パーマーやフィル・フォーデンの落選が大きな波紋を呼んだイングランド。しかし、彼らが本大会で見据える「勝利に直結する現実的な戦い方」に合わせた最適解のメンバー選出であったことを、この見事な初戦の勝利で力強く証明してみせた。
■ 試合結果
イングランド 4 - 2 クロアチア
■ 得点者
12分: ハリー・ケイン(イングランド)
36分: マルティン・バトゥリナ(クロアチア)
42分: ハリー・ケイン(イングランド)
45+5分: ペタル・ムサ(クロアチア)
47分: ジュード・ベリンガム(イングランド)
85分: マーカス・ラッシュフォード(イングランド)




























