■チーム力を反映しない大会方式

 ノックアウト・トーナメントによる大会(カップ戦)の結果(順位)というのは、必ずしもチーム力を反映したものではないのだ。戦力がないチームが優勝することはできないが、いくら強くても勝ち進めないことはある。

 日本代表に話を戻せば、今大会で粘り強く戦って多少の幸運をつかめば上位進出することも可能だ。一方で、運が悪ければ(戦力的に前回大会を上回っていたとしても)ラウンド32敗退もありうる。

 実際、今大会の組分け抽選の結果は日本にとって厳しいものだった。オランダを含むヨーロッパ勢2か国と同じ組だったからではない。グループFを突破した場合、ブラジル、モロッコと対戦する可能性が強いのだ。1位通過すれば、他グループの3位チームとの対戦となる場合もあるというのに、グループFを通過するとグループCの1、2位と対戦しなければならないのだ(ちなみに、グループF3位の場合はグループIの首位との対戦となる公算が大きい。おそらく優勝候補ナンバーワンのフランスとなるはずだ)。

(2)へ続く
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