■スロースターターのアルゼンチン

 フランスに負けずとも劣らず期待されているのが、アルゼンチンだろう。何しろ前回大会を制し、唯一連覇を狙えるチームだからだ。

 だが、そんな現王者にも危険な落とし穴が待ち受ける。

 前回大会では見事に頂点に輝いたが、出だしは黒星だった。サウジアラビアに1-2で敗れたのだ。

 エンジンのかかりが遅いのが、近年のアルゼンチンの傾向だ。2018年もアイスランドと1-1で引き分けている。

 また、アルジェリアが侮れない。久々の登場だが、守備の堅さには定評がある。

今年初めのアフリカネイションズカップは準々決勝で敗れたが、3月以降の親善試合では負けていない。しかも、ウルグアイと0-0で引き分け、ボリビアに4-0と、南米勢相手に悪くない結果を残しているのだ。

 再び頂点を狙うアルゼンチンは、大会に入ってから徐々に調子を上げていくはず。初戦を引き分けたとしても、それほどの痛手ではないだろう。

 後編ではイングランドや韓国の戦いに焦点を当てる。

(2)へ続く
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