【国際親善試合 日本女子代表vs南アフリカ女子代表 2026年6月6日(土)15:50キックオフ YANMAR HANASAKA STADIUM】撮影/原壮史(Sony α-1使用)
来年に控えるブラジル女子ワールドカップでの「世界一奪還」へ――。狩野倫久新監督のもと、内田篤人・近賀ゆかり両コーチを迎えた新生なでしこジャパンが、これ以上ない最高のスタートを切った。新体制の初陣となった南アフリカ戦は、開始わずか数十秒の先制劇から怒涛の5ゴール。若き才能と新たな戦術が見事に融合し、ブラジルの地での歓喜に向けた激しくも熱いサバイバルが、いま幕を上げた。
■新監督とレジェンド新任コーチ陣がもたらす「新布陣」
来年のブラジルW杯制覇を見据え、なでしこジャパンは残り約1年という重要なタイミングで大きな変革を遂げた。新指揮官に就任したのは狩野倫久監督。2021年のU-16女子代表監督就任から、今回招集された谷川萌々子、古賀塔子、大熊茜、松窪真心らの“黄金世代”をU-17、U-19、U-20と手塩にかけて育ててきた人物だ。
さらに、内田篤人と近賀ゆかりという日本サッカー界が誇るレジェンドがコーチとして入閣! ほぼ全員が海外組となった現在の代表チームに対し、世界を知る豊富な経験を下地にした「選手目線」の熱いアドバイスを注入する、心強い体制が整った。
■開始わずか30秒の衝撃! 前半から怒涛のゴールラッシュ
注目の新体制初戦は、キックオフの笛が鳴り止まぬうちにいきなり動いた。開始から30秒も経たないうちに、右サイドからの鋭いクロスを清家貴子が執念で押し込み、電光石火の先制弾!
この一撃で完全に勢いに乗った日本は、タイプの異なる両サイドが躍動して南アフリカを圧倒していく。長めのレンジからゴールを強襲する右サイドと、中央と連動しながら高い安定感をもたらす左サイドが絶妙なハーモニーを奏でた。
前半19分に再び清家が決めて2-0と突き放すと、前半29分には会場の度肝を抜くスーパーゴールが飛び出す。なんとワントップのポジションに大抜擢された谷川萌々子が、十八番である強烈なミドルシュートを豪快にネットへ突き刺して3-0!
圧倒的な力の差を見せつけられた南アフリカも、時間経過とともにチャレンジャーとして強度を上げ、中盤でボールを持つ時間を作り出したが、日本の守備陣は要所を完全にシャットアウト。3-0と盤石のペースのままハーフタイムを迎えた。



































