■FIFAランクに当てはめると…

 2026年大会には、資格停止処分になっているロシア、代表活動を長く停止していたエリトリアの2か国を除き、FIFA加盟の211の国(あるいは地域)のうち209か国がエントリー、開催3か国を除く206か国が予選に参加した。「48チーム」だと、「予選突破率」は22%である。2030年もFIFA加盟国が現在のまま211と仮定し、ロシアが制裁を解かれ、エリトリアもエントリーすると仮定すると、予選参加チームは205、「突破率」は20%となる。「64チーム」だと28%である。

 現時点でのFIFAランキングの「トップ64」の内訳を見てみよう。最多はやはり欧州(UEFA)で29か国、続いてアフリカサッカー連盟(CAF)から12か国、南米(CONMEBOL)とアジア(AFC)はともに9か国、北中米カリブ海(CONCACAF)から5か国の順となる。地域トップのニュージーランドが85位のオセアニアサッカー連盟(OFC)は残念ながら0である。

 予選をやめてFIFAランキングで出場国を決めろというのではない。ただひとつの指標にはなる。ちなみに2026年大会のプレーオフを除く「出場枠」に「48分の64(3分の4)」を掛けると、UEFAは21.3枠、CAFは12枠、AFCは10.7枠、CONMEBOLとCONCACAFは8枠、OFCは1.3枠となる。

 まあ、こんな仮定の話はどうでもいい。私は、「ワールドカップは64チームでもいい」と思っている。なぜならば、64チームにすれば、4チームずつのグループステージで各組上位2チームが「ラウンド32」以降のノックアウトステージに進出することになり、非常にすっきりするからだ。

つづく

 

(3)へ続く
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