■イングランド代表に感じた「ワクワク」

 イングランド代表と対峙することへの高揚感はあった。中村がマッチアップしたのはアーセナルに所属するベン・ホワイト。ピッチ上にいたのは、プレミアリーグで戦う世界トップレベルの選手たちだった。

「全員がプレミアリーグの選手で、僕がマッチアップしたのはホワイト選手でした。もちろんテレビで見ていた選手。僕も昨シーズン、リーグ・アンでパリ・サンジェルマンやマルセイユなど、世界のトップチームと対戦しました。でも今季は、リーグ・ドゥで戦っているので」

アーセナルのベン・ホワイト選手とマッチアップ。撮影/渡辺航滋(Sony αⅡ使用)

 現在、中村はフランス2部のスタッド・ランスでプレーしている。昨季までリーグ・アンで戦っていたフランスの名門は今季、リーグ・ドゥに戦いの場を移した。

 対戦する選手の知名度は、大きく変わった。中村にとってイングランド戦は、自分の立ち位置を確かめる大事な機会だった。

「ブラジル戦もそうでしたけど、本当にトップトップの選手と対戦した。ふだん、なかなか対戦できないので、いつもより増して気持ちを入れて臨みました。『相手が有名だから』とか、そういうふうには感じませんでしたけど、やっぱり全員プレミアリーグの選手なので、名前のある選手との対戦という意味でワクワクしましたね」

 試合後、イングランド国内でも中村の評価は高まった。

PHOTO GALLERY ■【画像5枚】「感覚で出した」ラストパス!中村敬斗イングランド戦の雄姿
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