■記者とのケンカ
ジーコさんはその後、日本代表監督にも就任しました。
僕は、監督経験のないジーコさんの起用に懐疑的でしたし、スターたちを絶対的存在として扱っているかと思うと、突然、選手を総入れ替えするようなチームづくりに批判的でした。
そして、2004年4月のチェコ遠征での試合前日練習後の囲みの時に、そんな疑問を直接ジーコ監督にぶつけたのです。そうしたら、いつもはうまく丸めて訳してくれる鈴木國弘通訳がすべて直訳してくれたおかげで、ジーコと激しい言い争いになってしまいました。「世界のジーコ」と、ケンカになってしまったのです。
ジーコ氏が、どこまで具体的に覚えていてくれているのかは分かりませんが、そんな様々な記憶を含めて万感の思いを込めたような挨拶となったわけです。
お互い、年を取りましたね。お元気で、ジーコさん!














