北中米ワールドカップのグループリーグ初戦。FIFAランキング18位の森保ジャパンが激突するのは、「世界7位」を誇る欧州の強豪・オランダだ。はたして日本は、この巨大な壁をどう打ち破るべきか——。
現地に拠点を置き、月に3000kmを車で駆け巡って欧州サッカーの最前線を取材し続けるジャーナリスト・中田徹氏が、オレンジ軍団の「現在地」を徹底解剖。全8回連載の第1回は、日本が警戒すべき“20歳の新星”と、指揮官の思惑に迫る。(第1回/全8回)
■「ハーランド休養」のノルウェーを撃破!
3月27日、オランダはノルウェーと親善試合を行った。MFマルティン・ウーデゴール(負傷)、FWアーリング・ハーランド(休養)というビッグスターが参戦しなかったものの、ノルウェーは欧州予選を8戦全勝で駆け抜け、しかもイタリアを3-0、4-1という大差で下した国。オランダにとって、かなり歯応えのある対戦相手だった。失点シーンでは右SBのデンゼル・ドゥムフリースとMFテウン・コープマイナースのコミュニケーションミス、MFライアン・フラーフェンベルフの判断ミスなど、改善すべき課題も残った。それでも2-1でしっかり勝ちきったうえ、内容もまずまずのものだった。
その戦いでオランダのロナルド・クーマン監督は新進気鋭のMFケース・スミット(AZ)をスタメンに抜擢した。












