【2026年明治安田J2・J3百年構想リーグ ベガルタ仙台vs栃木シティ「グループ首位仙台の論点」】システム変更奏功で11試合6失点と堅守継続【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
ベガルタ仙台を率いる森山佳郎監督  撮影/中地拓也

■J2クラブひしめくグループで仙台が首位快走

【明治安田J2・J3百年構想リーグ 4月18日 14時00分キックオフ 仙台 5ー0 栃木C ユアテックスタジアム仙台】

 激戦のグループで、ベガルタ仙台が首位を走っている。

 明治安田J2・J3百年構想リーグ第11節が4月18、19日に行なわれ、EAST―Aグループで首位を走るベガルタ仙台は、J3から昇格してきた栃木シティをホームに迎えた。グループ最下位に沈む相手を、5対0で退けている。

 J2・J3百年構想リーグは、40チームを4つのグループに振り分けている。グループ分けは地域性重視で、このEAST―AグループはJ2の7クラブが同居する最激戦区だ。

 そのなかで、仙台は首位を快走している。

 就任3シーズン目となる仙台の森山佳郎監督は、今リーグで3バックを採用している。過去2シーズンは4バックで戦ってきたから、大きな戦術変更と言っていい。

 新たなシステムは、開幕から機能している。開幕から90分の勝利を3つつなげ、ふたつのPK戦勝利を挟んで再び連勝を飾った。ここまで11戦無敗である。

 PK戦の勝利が「4」あるので、本来なら7勝4分だ。各チームの成績を通常のレギュレーションで計算しても、2位の湘南ベルマーレ、3位のブラウブリッツ秋田らを勝点で上回る。首位堅持は変わらない。

 オフの移籍市場ではサイドバックの主力だった真瀬拓海石尾陸登をJ1のクラブに引き抜かれた。一方で、4バックのCBを務めてきた菅田真啓と井上詩音に加え、マテウス・モラエス、新加入のハン・ホガン、ユースから昇格した永井大義と、5人のCBを揃えている。3バックにも対応可能な陣容だったが、森山監督の選手起用がチームの戦術的柔軟性を高めた。

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