■日本人のような繊細さ

 それで、僕は出発前の準備としてポーランドに関する本をたくさん読みました。で、ヨーロッパの東の平原地帯にあるポーランドという国の文化や歴史を知ったわけです。

 リトアニアやウクライナとの歴史。岩塩鉱山など古代からの産業の数々。近世になってからはオーストリア=ハンガリー、ロシア、ドイツの3つの帝国に分割されてしまう悲劇的な歴史。

 そうそう、アンジェイ・ワイダ監督の映画も見ましたね……。

 で、行ってみると、ポーランドの人たちはとても親切で、論争好きではあるものの、知的で、また繊細な人たちでした(後に気が付いたのですが、ポーランドでは列車が5分遅延すると、駅の放送で謝罪しています。まるで日本のように)。

 その後も、ポーランドには何度か行きました。そして、2012年にポーランドとウクライナでヨーロッパ選手権(EURO)が開催されたときにはグループリーグの間はずっとポーランドにいて、いくつかの都市を訪ねました。

 移動の関係で、あのコペルニクスが生まれたトルンという歴史的建造物が数多く残っている中世都市も訪ねました。

つづく

(2)へ続く
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