今回のtotoはJ1百年構想リーグ第9節の10試合と、J2・J3百年構想リーグ第9節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう(※totoは90分間の「勝ち」「負け」「それ以外」で予想されるため、この文中では百年構想リーグでのPK戦は「それ以外」となり、引き分けと同等して扱う)。
■熱いダービーが実現
Jリーグ史上初めての激突が、今節に実現する。J1クラブ同士による「茨城ダービー」だ。
鹿島アントラーズと水戸ホーリーホック。両クラブは歩みも、現在の立ち位置も対照的だ。
昨季J1タイトルを取り戻した鹿島は言わずと知れたJ屈指の名門で、現在も無敗で7連勝中と絶好調だ。一方の水戸は、2000年にJリーグ参戦後、J2で戦い続けてきた。ようやくJ1昇格を果たしたが、まだ90分間での勝利は1試合のみと、J1の厳しさを実感している。
そんな両チームの対戦に、toto公式サイト上での投票率は鹿島の勝利予想が8割と大きな傾きを見せている。だが、水戸にも十分、良い結果を手にする可能性はあると考える。
ひとつは、過去の対戦成績だ。公式戦では天皇杯での対戦があるが、直近でも10年以上さかのぼらねばならない。だが両チームは例年、激突している。それがシーズン前に行われる「いばらきサッカーフェスティバル」だ。
この対戦では、やはり鹿島が圧倒的な勝率を誇っている。だが、近年は変化が見えていた。
2022年、この対決で水戸は初めて勝利を挙げた。そして翌年には連勝を飾った。2024年には敗れたものの、昨年は引き分けて同じ県内の強豪相手に力を示していた。初のJ1昇格をつかみ取る予感は、確かに漂っていたのだ。
そしてもうひとつ気になる要素がスタジアムだ。水戸が今季唯一の90分間での勝利を挙げた場所は、ホームのケーズデンキスタジアム水戸だった。今季は、その他のホーム2試合でも、PK負けこそあるものの、90分間では負けていない。ここまでのホーム3試合の1試合あたりの平均入場者数は8079人だが、今回の鹿島戦は完売御礼。ホームの大声援が、水戸の選手たちの背中を押すはずだ。
水戸が勝ったならば美しい物語となるはずだが、最初からそこまで高望みはしなくてもいい。それでも勝点3を持ち帰らせず、PK戦に持ち込む可能性は十分にあるとみる。











