■「超攻撃的システム」は活用可能か

――点を取りにいった終盤に使った超攻撃的システムは、どう見ますか。

後藤「あれはもう特別なオプション。最後の最後に出す手だよね」

大住「ギャンブル半分、みたいなところはあるよね」

後藤「強い相手にあれを使ったら、一発でやられちゃうね。ワールドカップのグループステージ最終戦、どうしても1点取らなきゃいけないような状況にでもなったら使うかもしれないけど。あるいは、負けたら終わりのノックアウトステージかな」

大住「もしかしたら、2戦目で出すかもしれないよ。初戦で負けて、どうしても2戦目でチュニジアに勝たなければいけない状況とかね」

後藤「あのグループでは、チュニジアにやられたチームが脱落、って感じだもんね」

大住「だから、あのシステムを実戦で試せた森保一監督はうまくやったな、っていう感じはするよね。欲張りなテストをして全部の収穫をしっかり取った、って感じなんじゃないかな」

後藤「早々と3-0にでもして、あのシステムも使わずに楽勝していたら、『緊迫したテストにもならなかったね』となるのと、どっちがよかったのかなあ」

大住「そうだねえ。本当は前半に1点くらいは決めてほしかったよね。鈴木唯人が抜け出してシュートを打ったときには、これは入っただろうと思ったんだけどねえ」

つづく

 

(4)へ続く
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