■日本代表の思い出の地
「ハムデン」は2012年ロンドン・オリンピックのサッカー会場のひとつとして使われ、関塚隆監督が率いた日本代表はグループステージの初戦をここで戦った。
2012年7月26日、正午キックオフ。相手は優勝候補のスペインだった。GKにデヘア、DFにアルバ、MFにコケ、イスコ、FWにはロドリゴ、マタなど、その後スペイン代表の常連になる選手がずらりと並んでいた。U-23日本代表は「オーバーエイジ」としてDFに徳永悠平と吉田麻也を使い、他は、GKに権田修一、DFに鈴木大輔、酒井宏樹、MFに扇原貴宏、山口蛍、東慶悟、FWに清武弘嗣、永井謙佑、そして大津祐樹を並べた。
当然、劣勢が予想された。しかし内容は完勝だった。永井のスピードを生かした日本のカウンターが次々とさく裂し、日本が数多くのチャンスをつくったのだ。そして前半34分には扇原の右CKが左ポスト前に落ちるところに大津が詰めて先制点を決める。後半、スペインは猛攻をかけるが、日本も守勢一方には陥らず、再び永井のスピードを生かしてチャンスをつくる。決定機の数から見れば、日本が4-1で勝ってもおかしくない内容だったが、結局1-0のまま終了。終盤、左CKを得た日本が東を中心にコーナーでのキープをはかるとスコットランド人のファンからブーイングが沸いたが、日本にとって大きな勝利だった。






















