昨季まで東京ヴェルディに所属していた生え抜きDFのゴール裏での挨拶シーンが感動を呼んでいる。
3月18日、味の素スタジアムでJ1百年構想リーグ地域リーグラウンド第7節、東京ヴェルディ対川崎フロンターレの一戦が行われた。試合はアウェイの川崎が2−0で勝利。試合後、川崎のDF谷口栄斗が、東京Vのサポーターたちが残っているホームゴールに訪れた。
現在26歳の谷口は、小学生から中学、高校と東京ヴェルディのアカデミーに在籍。ユースから国士舘大へ進学後、2022年に“出戻り”の形で加入すると、昨季までの4年間でJ2通算54試合、J1通算64試合に出場し、クラブ16年ぶりのJ1復帰にも貢献した。
しかし、昨年12月に自身の成長とタイトル獲得のために移籍を決断。谷口はクラブ公式サイトを通じて「悩みに悩んで決断しました。ヴェルディは大好きなクラブで感謝しかありません」「どんな時も声を枯らす事なく応援、サポートしてくださったファン・サポーターの皆さん。皆さんと共にJ1に戻れて幸せでした」というコメントを発表したが、直接サポーターに別れの挨拶をできていなかった。
だからこそ、試合に0−2で敗れながらも挨拶に向かった谷口を迎え入れた。
「ヒロト!ここおまえの家だからな!お前ここで育ったんだからな!」
「お前はお前の人生をちゃんと戦えよ!」
谷口は込み上げる涙を堪えながら頭を下げた。
東京Vサポーターは一際大きな拍手が贈った。さらに「谷口栄斗〜!世界を目指せ〜!ヒロト!」と愛のこもったチャント。












