大住良之の「この世界のコーナーエリアから」第184回「W杯の開催国、アメリカ国内リーグMLSの凄さ」(1)メッシ、吉田麻也が所属し、J1優勝GKがオールスターに選出!歴史は浅いがタレント揃いの画像
リオネル・メッシも、現在はアメリカでプレーする。MLSには、大きなポテンシャルが秘められている。撮影/中地拓也

 サッカーは無数のディテール(詳細)であふれている。サッカージャーナリスト大住良之による、重箱の隅をつつくような「超マニアックコラム」。今回のテーマは、あまり知られていないけど、けっこう凄いリーグについて。

W杯開催国の国内事情

 アメリカを中心に、メキシコ、カナダを加え、史上初めて「3か国共同開催」で行われる今夏のワールドカップ。メキシコには「リーガMX」という80年以上の歴史を持つプロリーグがあり、南米の強豪にも十分対抗できる実力の持ち主であることがよく知られている。

 現在のメキシコ代表選手の多くがこのリーグのクラブに所属している。2022年大会ではグループステージで敗退したものの、その前はワールドカップで7大会連続ラウンド16に進出。強豪国でありながら、欧州のクラブでプレーする選手が意外に少ないのは、リーガMXの競技レベルの高さとともに選手の報酬レベルの高さを証明している。

 ではアメリカとカナダはどうだろう? 今回は、この両国にまたがるプロサッカーリーグである「メジャーリーグ・サッカー(MLS)」がどんなリーグなのか、少し探ってみたい。

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