笑顔、笑顔のフクアリを激写!新たな歴史の幕開けを感じさせる17歳&37歳のツーショット!17年ぶりのJ1復帰に沸いた歓喜の昇格プレーオフ決勝を振り返る【ジェフユナイテッド千葉vs徳島ヴォルティス】激闘PHOTOギャラリーの画像
千葉が17年ぶりのJ1復帰を果たした(20251213) 撮影/原壮史(Sony α1使用)
【写真9枚】歓喜のフクアリ!美しいコレオ!17歳の姫野誠&37歳の米倉恒貴のツーショット!17年ぶりのJ1復帰を成し遂げたチーム&サポーター

【明治安田J1昇格プレーオフ2025 決勝 ジェフユナイテッド千葉vs徳島ヴォルティス 2025年12月13日(土)13:08キックオフ フクダ電子アリーナ】撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■劣勢の中で17歳を投入

 12月13日、土曜日の午後、J1昇格プレーオフの決勝が行われるフクダ電子アリーナのスタンドは熱気に溢れ、黄色く染まっていた。キックオフ前には、クラブカラーの黄、赤、緑の美しいコレオグラフィーが姿を現した。

 6日前に開催された準決勝のRB大宮アルディージャ戦で0-3から4-3という大逆転劇を演じた千葉(J2リーグ3位)は決勝にも勢いを持ち込んでいた。立ち上がりから徳島ヴォルティス(J2リーグ4位)のゴールに迫る。だが、先制を許せば2点が必要になる徳島が自慢の堅守で跳ね返す。0-0のまま前半は終わった。

 後半になると展開は一変。レギュレーション上、引き分けでは敗退となってしまう徳島が猛攻を仕掛ける。後手に回った千葉は、ハーフウェイラインを越えて相手陣内に入ることすら困難になり、ひたすら我慢の時間が続いた。

 過去5度のプレーオフ敗退という苦い思い出が脳裏をよぎる苦境の中、千葉の小林慶行監督が動く。後半21分、最初の交代カードを切って17歳の姫野誠をピッチへ送り出した。

 大宮戦でJリーグデビューを果たして値千金のゴールを決めたワンダーボーイは、昇格プレーオフにおけるアイコニックな存在。防戦一方となっている状態であえて彼を投入するということは、前へ出ていくアグレッシブさを忘れるな、という明確なメッセージを含んでいた。

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