カタールで開催中のU-17ワールドカップから、日本とメキシコの両国の青年たちによる国籍を越えた心温まる映像がまたも届けられた。
今大会からカタールの複合スポーツ施設「アスパイア・ゾーン」で集中開催されているU-17ワールドカップ。廣山望監督が率いる今大会のU-17サッカー日本代表は、グループステージ3試合を2勝1分けでグループBの首位となって決勝トーナメント進出を決めた。
大会中、同じホテルに宿泊しているU-17メキシコ代表と日本の食卓が隣同士となったことから親交を深めた。そしてお互いのチームをハイタッチ&ハグで“見送り&出迎え”するシーンが話題を集めていた。さらに、サッカー日本代表公式エックス(旧ツイッター)がU-17メキシコ代表のベスト32入り決定の瞬間を捉えた映像を公開した。
U-17メキシコ代表はグループFの3位。決勝トーナメント進出の行方は他グループの結果に委ねられていた。そして、U-17サウジアラビア代表がU-17マリ代表に0-2で敗れたことで勝点、得失点差、総得点でサウジアラビアと並びながらメキシコはフェアプレーポイントで上回って突破を手にした。
サウジアラビアとマリの試合を日本の選手たちとメキシコの選手たちは揃ってホテルの食事会場で見守り、試合終了の瞬間、両チームの選手たちが雄叫びを上げながらガッツポーズで大喜び。国籍など無関係に抱き合い、歓喜の輪を作り上げた。








