11月8日に行われたJ1リーグ第36節で、アルビレックス新潟は2−5で湘南ベルマーレに大敗。試合後に堀米悠斗キャプテンが発した“叫び”が注目を集めている。
10月25日にJ2降格が決まっていた新潟が、同じく降格組の湘南と対戦した。チームとしての「意地」も期待されたが、前半に2点を奪われると、後半にも立て続けに3失点で0−5。後半40分に長谷川元希がPKを成功させ、アディショナルタイムにはマテウス・モラエスがゴールネットを揺らすも力及ばず。クラブ史上ワーストタイとなるリーグ戦17試合未勝利(4分け13敗)となった。
5失点の大敗に、敵地まで駆け付けたゴール裏の新潟サポーターからは罵声が飛んだ。試合後の挨拶にチームで向かうと、キャプテンを務める31歳のDF堀米が「気持ちがないわけじゃないよ!絶対に!気持ちが折れているわけではないよ!」と大声で訴えた。
さらに新潟のクラブ公式エックス(旧ツイッター)が試合直後のロッカールームの様子も公開した。そこで堀米は「なんで同じところからスタートして相手が先に来てんだよ。だから伝わんないんじゃないの!トラップが下手、パスが下手って、そんなこと言ってないよ!戦えって言ってんの!奪われたらダッシュで戻れって!体ぶつけて、ボロボロになって帰ってこいよ。ピッチから。あと2つだぞ。それだけしっかり見せろ。下手でもなんでもいいって。もっと厳しさを持とう。残り2試合に向けて、何か少しでも伝わるようなチームになろう!オーケー?」とチームメイトに活を入れた。








