現地11月2日、イタリア1部セリエAの第10節が行われ、パルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶が電光石火の“開始13秒弾”を演出した。
本拠地エンニオ・タルディーニにボローニャを迎えた一戦。2シーズン目も堂々たるセービングを披露している鈴木は背番号31をつけてスタメンに名を連ねた。
守護神はキックオフからの1プレーで早くも存在感を示す。バックパスを自陣ペナルティーエリアの少し外で受けた鈴木はワンタッチしてロングフィード。相手ペナルティーエリア内まで一気に達したボールは一度、跳ね返されたが、鈴木のロングパスに合わせて攻め上がっていたパルマの選手がこぼれ球を拾ってシュートを放つ。続く混戦から、アドリアン・ベルナベが右足でボールを叩いてゴールネットを揺らした。いきなりのビッグプレーで、セービングだけでなく、ロングキックも持ち味であることを鈴木は強く印象づけた。
このゴールシーンをDAZN日本語版公式エックス(旧ツイッター)は「なんという幕開け パルマがキックオフ直後の開始13秒弾 起点は鈴木彩艶のロングフィード!」との説明で公開。まさに“戦術ザイオン”のキックオフアタックだった。








