
J1の東京ヴェルディが、ストリートブランドとコラボしたMA-1を発表した。グッズのデザインそのものと、モデル役を務めた選手の格好良さに、即完売するほどの好評ぶりだった。
日本サッカーリーグ時代からの名門クラブが、復活ののろしを上げようとしている。昨季は16年ぶりにJ1の舞台に戻り、6位でシーズンを終える快進撃を披露。復帰2年目となる今シーズンは苦しい時期が続いたが、前節には勝利を挙げて、降格圏との差を8ポイントに広げた。
ラモス瑠偉氏、三浦知良らスター選手がそろった、Jリーグ草創期のような派手さはない。だが、城福浩監督が日本屈指の育成組織であるアカデミー育ちのタレントら若い選手を鍛え上げ、攻守にわたってエネルギッシュなプレーを展開する新たな魅力を浸透させようとしている。
ファン・サポーターのためのグッズを開発するチームも、新たな挑戦をいとわない。今週に入って新グッズを発表したところ、即完売する人気ぶりを披露した。
発表されたのは、東京発のストリートブランド『WHIZLIMITED』とのコラボアイテムだ。フットボールマフラーと「MA-1」が発表されたのだが、日本で長く愛されてきたMA-1に注目が集まった。
このMA-1は、ユニフォームと同様に左胸に、ワッペンとして着脱可能なクラブのエンブレムがついている。右袖の裏はフットボールマフラーに切り替えられており、背中には「V」の文字が大きくデザインされている。