
サガン鳥栖の18歳FW新川志音が、9月20日に行われまJ2リーグ第30節のロアッソ熊本戦で切れ味抜群の3試合連続ゴールを決めた。
鳥栖U-18所属する現役高校生の新川は今季、2種登録としてトップチームに帯同している。そして7月12日の第23節大分トリニータ戦でプロ初ゴールをマークすると、前節、前々節と2試合連続ゴールをマーク。この日は1-1の後半15分からの途中出場で、シーズン25試合目のピッチに立った。
後半24分だった。左サイドのスペースを見つけて山田寛人のスローインを受けた新川は、そこからカットインの形で中央へドリブルで仕掛ける。そしてボックス内で相手DFと対峙すると、切れ味抜群のシザースフェイントを繰り出して相手をかわし、すぐさま右足を鋭く振り抜いて豪快なシュートをゴールネットに突き刺した。
この“目にも止まらぬ”突破からのフィニッシュに、DAZNの中継で実況を務めた川野優也アナウンサーは「なんという高校生だーーー!」と絶叫。新川がサポーターの前でガッツポーズを披露するかたわらで、チームメイトの西川潤と西澤健太は驚きのあまり、頭を抱えることになった。