
9月17日に行われたアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)1次リーグ第1節で、ガンバ大阪は3−1で東方(香港)に勝利した。その試合でユース所属の18歳MF山本天翔が“初のベンチ入り”を果たした。
2007年8月24日生まれの山本は、中学時代からG大阪の下部組織で育ってきた身長177cmの司令塔MF。「黄金の左足」と呼ばれるように左足のキックは一級品で、高校2年で挑んだ昨年のクラブユース選手権では、グループリーグでの超ロングシュート弾に加えて、決勝で終了間際の同点アシストと決勝FK弾の活躍で、大会MVPに選出された。
高校3年生となった今年、同学年のFW中積爲とともに2種登録され、トップチームの練習にも呼ばれていた中、初の公式戦メンバー入り。G大阪が公式インスタグラムで「クラブの若き才能が、トップの舞台に山本選手へ熱いご声援をよろしくお願いします!」の紹介文とともに、試合当日の様子を動画で公開した。
背番号36の山本のACL用ユニフォームから始まる映像には、山本がバスから降り、ロッカールームで支度を整えて室内でウォーミングアップする姿、そして、本拠地パナソニックスタジアム吹田のピッチでボールを蹴り、非凡なボールタッチを披露しているシーンなどが収められている。