■2014年、当時19歳の“USB事件”

 そして、この南野の激昂シーンに対して、SNS上には「怒りのモナ王」「オラついた南野帝王」「泉州の男は伊達じゃない」「これは喧嘩番長ミナミーノ」「令和版USB」「うっさいんじゃボケから11年まだUSBの魂は消えてなかった」「タキにはずっとこのマインドでいてほしい」などのコメントで大いに沸いた。

 ファンが思い出したのは、南野がセレッソ大阪時代の2014年の“事件”こと。当時19歳だった南野がゴール前でシュートを外した直後、チームメイトだった元ドイツ代表FWカカウが「俺にパスを出せ!」と南野に激しく不満をぶつけるも、南野は動じることなく「うっさいんじゃボケ」と言い返したとされる。その“事件”が「USB」と略されて一部ファンの間で話題となった。今回、久々に“怒り南野”の表情に、ファンは11年前を思い出したようだ。

 結果的にイエローカードはもらったが、自らゴールを奪い、チームの勝利に貢献した南野。日本男児として一歩も引かない闘争心は、今後も活かされるはずだ。

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