
サッカー日本代表が現地時間9月9日(日本時間10日)、アメリカ・オハイオ州コロンバスでアメリカ代表と対戦し、0-2で敗れた。その中で右シャドーでスタメン出場した伊東純也が「決めていれば」と悔やんだシーンがあった。
アメリカ遠征初戦のメキシコ戦から中3日、スタメン11人全員が入れ替わった中、伊東は2024年11月19日のW杯アジア最終予選・中国戦以来の先発イレブンに名を連ねた。3−4−2―1の右シャドーの位置から相手守備ラインにプレスをかけ、ボールを持てばドリブルでスペースを突きながら正確なクロスボールをゴール前に送り込んでチャンスメイクに励んだ。
その中で迎えた決定機が前半34分過ぎにあった。アメリカのGKからのビルドアップで、CBからの縦パスを左シャドーの鈴木唯人が反応鋭くインターセプト。そして逆サイドからボックス内中央に走り込んだ伊東へ斜めのラストパスを送った。
スピードのあるパスで、想定よりもやや前に来たボール対して、伊東は滑り込みながら右足でダイレクトシュート。しかし、ボールは“運悪く”アメリカGKマット・フリースの正面へ。少しでも左右どちらかにズレていれば反応できなかった可能性が高かっただけに、悔やまれるシーンとなった。