
妻で女優の加藤ローサが8月17日、離婚を公表したことでも話題の元日本代表の松井大輔。離婚後も元妻と同居しているという日本代表レジェンドが披露した、まるで曲芸のような神技テクニック弾が話題となった。
鹿児島実業高から京都パープルサンガに入団してプロのキャリアをスタートさせた松井氏は、フランスで“ル・マンの太陽”と呼ばれるなど華麗なテクニックを駆使したプレーでファンを魅了。日本代表としても活躍し、2010年の南アフリカW杯に出場してベスト16進出に貢献した。2024年2月に現役引退を発表した松井氏だが、そのテクニシャンぶりは変わっていなかった。
8月10日に大田区総合体育館で本田圭佑氏が考案したU-10年代を対象とした「4v4」のアジアカップが開催され、そのイベントの最後にレジェンドマッチを実施した。その試合に、本田氏、内田篤人氏、柿谷曜一朗氏とともに松井氏も出場。黒のユニフォームを着用し、大会に出場した選手たちのオールスターチームと対戦した。
その中でのワンシーンだった。右サイドを突破した松井氏が逆サイドに浮き球のパスを送ると、本田氏がヘディングで叩きつける形で折り返す。バウンドしたボールを右足でトラップした松井氏は、そこからボールを巧みにコントロール。右足一本でリズミカルにリフティングした後、シュートコースを防ぎに来たGKを背中越しのアウトサイドリフティングで翻弄。最後まで地面にボールを落とすことなくゴールネットを揺らしてみせた。