フランス１部のＡＳモナコが現地８月３日、オランダ１部のアヤックスとプレシーズンマッチ。サッカー日本代表ＭＦ南野拓実のスライディングボレー弾が話題となっている。
昨季リーグ・アンを３位で終えたモナコ。新シーズンへ向けて元イングランド代表ＭＦエリック・ダイアー、元スペイン代表ＦＷアンス・ファティ、元フランス代表ＭＦポール・ポグバとビッグネームを獲得して注目を集める中、敵地ヨハン・クライフ・アレナに乗り込んで今夏６戦目のプレシーズンマッチに臨んだ。
４−４−２のサイドＭＦとしてスタメン出場した南野は、前線や中央に入り込みながら流動的な動きで攻撃に絡む。そして前半を１−１で終えた後に、迎えた後半２０分だった。左サイドからのクロスが逆サイドまで流れた後、相手からボールを奪ったヨルダン・テゼがゴール前へアーリークロスを送り込んだところに南野が反応した。
クロスが上がる前に相手ＤＦよりも一瞬早く動き出して「前」を奪った南野は、ニアサイドへのボールに対して体を投げ出す。そして滑り込みながら左足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。
試合は終盤に追いつかれて２−２の同点で終わったが、南野はプレシーズンマッチ６戦目で待望の初ゴールを挙げて、“モナ王”としての実力と健在ぶりをアピール。チームも６試合を４勝２分けと仕上がりの良さを見せている。
