
イングランド1部ブライトンに所属するサッカー日本代表MF三笘薫の“今季第1号弾”が大きな話題となっている。
現地7月16日、スペイン・マラガで行われたイングランド2部ストーク・シティとのプレシーズンマッチ。同12日のイングランド3部ウィコム・ワンダラーズ戦(6−1)で先制点のアシストをマークした三笘は、この日も左サイドでスタメン出場した。そして0−0で迎えた前半35分だった。
相手を敵陣に押し込んでの攻撃だった。右サイドのタッチライン際から、中央右、さらに中央へと短い横パスをつないでボールが展開されると、左サイドまでパスが流れる。そこに三笘が素早く反応し、ペナルティーエリアの外からダイレクトで右足を一閃。低弾道の鋭いシュートを放った。
すると、ファーサイドを狙ったこのシュートが相手最終ラインのDFの足に当たる。完全に勢いを失ったが、コースが変わってGKの逆を突く形となり、ニアサイドのゴール内にコロコロと転がりながら吸い込まれた。
その後、三笘は他のスタメン組とともにハーフタイムに“お役御免”で交代し、チームは最終的に3-1で勝利した。まだ調整段階ではあるが、三笘にとっても幸先の良いスタートとなった。