
イングランド・プレミアリーグのトッテナムが、川崎フロンターレに所属する日本代表DF高井幸大の獲得を発表した。クラブのSNSに投稿された獲得発表の「作り込んだ18秒」の動画が、日本のファンの興奮をかき立てた。
ついに、この瞬間がやってきた。日本でも英国でも高井のトッテナムへの移籍が目前と報じられ、川崎も高井が海外移籍のために高井がチームを離れることを発表していた。チーム名こそ明かされていなかったが、期待通りに高井がトッテナムのユニフォームに袖を通すことになった。
トッテナムにはかつて、戸田和幸氏が所属した。だが、当時の戸田氏は2002年のワールドカップ日韓大会で名を上げて、実績ある選手として迎えられていた。だが高井は、まだ20歳。昨年に日本代表デビューを飾ったばかりの若者だ。
ただし、その実力は折り紙つきだ。川崎のアカデミーに所属していた高校2年生のときに、プロ契約を締結。昨シーズンは、すでにチームの主力になっていた。むしろ、これからの伸びしろは、はかりしれない。
トッテナムとしても、期待値は高いのだろう。加入発表に際して、作り込んだ動画を用意した。
動画に登場する高井は、すでにトッテナムのユニフォームに身を包んでいる。クラブカラーである白のホーム用ユニフォームを着ているのだが、目まぐるしく変わりゆく動画の中で、アウェイ用の黒いユニフォーム姿も披露する。白と黒が効果的に使われる18秒間で、インパクトは絶大だ。