
J2の北海道コンサドーレ札幌が、パリコレデザイナーが手がけたオリジナルのスニーカーを発表。もともとメーカーでも人気のモデルではあったが、こだわりのデザインが大きな話題となった。
札幌は現在、J2で奮闘している。岩政大樹監督を新指揮官に迎えた今季は、開幕から4連敗と苦しいスタートとなったが、前節は今季2度目の連勝。4戦負けなしと調子を上げ、10位にまで順位を上げてきた。
また札幌は、ピッチ外でもさまざまなことに力を注いでいる。そのひとつが「ビジュアル」だ。
札幌は2019年に、相澤陽介氏をクリエイティブディレクターとして迎えた。パリ・コレクションにも参戦している世界的なデザイナーだ。
同氏はユニフォームのデザインも手がけ、チームに対する思いが込められた作品には毎回、称賛の声が上がっている。また、ポスターの制作なども行い、ピッチ外から地域とクラブを盛り上げている。
現在は、取締役チームクリエイティブオフィサーとなっている相澤氏は、精力的に活動を続けており、今回はスポーツ用品メーカーのミズノと力を合わせて、オリジナルシューズを完成させた。
ベースとなっているのは、ミズノを代表するシューズのひとつ、WAVE RIDERの10代目を復刻したモデル。その人気モデルを札幌らしさ満点のシューズに仕上げた。
札幌らしさを感じさせる、黒を基調としたデザインに、赤が差し込まれ、かかと部分には札幌のエンブレムやマスコットでもあるフクロウの目をデザインして、札幌らしさを表現したという。