後藤健生の「蹴球放浪記」第270回「大間のマグロを想像しながらビールを一杯」の巻(1)札幌ドーム発、函館山経由、宮城スタジアム行き「日本代表ツアー」の画像
「史上最強」日本代表の中核を担ったセレッソ大阪の香川真司。撮影/原壮史(Sony α1使用)
【画像】「史上最強」と「史上初」をつないだ青函フェリーの乗船券

 蹴球放浪家・後藤健生は陸海空を行く。サッカー取材のために、時には船で海を渡ることもあるのだ。サムライブルーと若き女子日本代表の「連戦」には、フェリーを使った。

■フェリーの上で嗜んだ「ビール」

 6月もまだ中旬だというのに、連日のように最高気温35度以上の猛暑日に見舞われています。僕が住んでいる東京都練馬区は関東地方の中でも気温が高いことで有名な場所。「都心で34度」という予報のとき、練馬では間違いなく35度を超えています。

 Jリーグもこれからいよいよ後半戦という時期ですが、昨年の夏と同様、猛暑や雷雨、豪雨の影響が心配です。

 暑いときの楽しみの一つはビールですよね(またまた、アルコールの話で申し訳ありません)。先日のコラムでもご紹介しましたが、とくに日本で主流のピルスナー・タイプのビールはキンキンに冷やして喉越しを楽しむのに最適。つまり、完全に夏向きのビールです。

 夏のビール……。部屋飲みもいいですが、屋外で素晴らしい景色を堪能しながらヤリたいものです。

 そんなことを考えているうちに、昔、北海道の函館から青森までのフェリーの上で嗜んだビールを思い出しました。

 時は2012年の8月のことでした。

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