
アメリカを舞台に、現地6月14日に開幕したクラブW杯。新たに導入された“レフェリーカメラ”の映像が公開され、大きな話題を集めている。
4年に1度の開催となるクラブW杯は、今大会から参加32チーム(欧州12、南米6、アジア4、アフリカ4、北中米カリブ海4、オセアニア1、開催国1)と大幅に拡充してリニューアルされた。賞金総額10億ドル(約1435億円)にも注目が集まる中、日本からは浦和レッズが参戦している。
新たな試みは中継映像でも実施され、今大会ではレフェリーがボディカメラを着用し、その映像をDAZNの中継に使用。現地6月16日に行われたグループDの第1節、チェルシー(イングランド)対ロサンゼルスFC(アメリカ)の前半34分の先制ゴールのシーンを撮影した“レフェリーカメラ”映像が、DAZN公式エックス(旧ツイッター)上で公開された。
得点を決めたのはペドロ・ネト。自陣中盤でマルク・ククレジャがインターセプトし、コール・パーマーからのボールを受けたニコラス・ジャクソンが右サイドに開いたネトへ絶妙なスルーパスを通すと、抜け出してキックフェイントから左足でニアサイドに突き刺した。このゴールを、ピッチ中央からボールを追いかけたヘスス・バレンズエラ主審の視点で捉えており、臨場感あふれる映像となっている。