
【明治安田J1リーグ 第20節 東京ヴェルディVS柏レイソル 2025年6月15日(日)18:04キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■徐々に失われていった「守備の勢い」
ルヴァンカップから3連戦となった一戦は、序盤、東京ヴェルディが柏レイソルのサイド攻撃に対して前線を戻すことで対応。
数的優位を作らせず、好調を続けている柏の攻撃を機能させないことに成功した。
それでも、柏は小屋松知哉が広い範囲に顔を出して、ボールを引き出すことで対抗。ヴェルディの守備の勢いは徐々に失われていった。
すると27分、くさびのパスを受けた小屋松がワンタッチで渡井理己にはたきつつ、反転して急加速。
渡井とのワンツーを成立させて左サイドを切り裂くと、先制ゴールをアシストした。
ルヴァン杯で連敗を喫しているヴェルディは、3連敗を避けるべく反撃を試みるが、サウナのような蒸し暑さの影響か、後列からの追い越しを増やせず、柏の守備を崩すには至らない。
アディショナルタイムには小泉佳穂のゴールが生まれ、0-2で前半を終えた。