「やっぱりヒデすげーーーー!!」故郷・仙台帰還の天才レフティー23歳の“みちのくダービー”劇的ATスーパーFK弾に脚光!「まさに黄金の左脚」「控えめに言って神」の声の画像
ベガルタ仙台の「天才レフティー」が魅せた!撮影/中地拓也

 大熱戦の“みちのくダービー”に決着をつけた、J2ベガルタ仙台の23歳MF武田英寿の劇的なスーパーFK弾が話題を呼んでいる。
 
 6月15日に行われたJ2リーグ第19節で、仙台は敵地NDソフトスタジアム山形で、モンテディオ山形と対戦した。立ち上がりから点の取り合いとなった試合は、仙台がエロン郷家友太高田椋汰のゴール、対する山形が坂本亘基、オウンゴール、ディサロ燦シルヴァーノが決めて3-3のまま、後半アディショナルタイムに突入した。

 その直後、仙台が相手陣内のゴール正面やや右の位置でフリーキックのチャンスを得る。ゴールまでは約30mの距離があったが、ここで後半16分から途中出場していた武田が左足を一閃。ボールはジャンプした壁の左上を越えてGKの逆を突きながら、曲がり落ちる鋭い軌道でゴール左隅に突き刺さった。

 現在23歳の武田は仙台市出身で、小学生時代はベガルタ仙台ジュニアでプレー。全国優勝を果たした青森山田高校時代から天才レフティーとして名を馳せ、浦和レッズに入団後、複数クラブへの育成型期限付き移籍を経て今季、地元である仙台に完全移籍で加わった。故郷へ帰ってきた男の移籍後初ゴールは、観客の度肝を抜く劇的なスーパーFK弾となった。

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