
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、新シーズンに着用するアウェイユニフォームを発表した。1970年代のユニフォームに着想を得たもので、そのデザイン性の高さに絶賛の声が上がっている。
チェルシーは現在、再建の道を歩んでいる。プレミアリーグを最後に制したのは2016-17シーズンで、2022-23シーズンには12位と久々の2ケタ順位に沈んだが、ここ2シーズンは連続で6位でフィニッシュ。エンツォ・マレスカ監督の下、さらなる上昇を目指している。
新シーズンに向けての準備も進んでいる。6月に入り、新シーズンに着用するアウェイユニフォームを発表したのだ。
発表にあたりクラブは、「ロンドンの傑作だ」と、ぶち上げた。かなりの自信だが、自画自賛も当然と思えるほどの仕上がりとなっている。
着想を得たのは、1970年代のユニフォームだという。そのデザインは、さらにさかのぼること20年ほど、1950年代に4年間も無敗を誇り、世界最強と称された「マジック・マジャール」ことハンガリー代表チームをイメージしたものだった。
その歴史を踏襲し、白いユニフォームに緑と赤が配されている。ユニフォーム前面にピンストライプが美しく、袖部分にもその2色が存在感を放つ。