
6月11日に行われた天皇杯2回戦で、J2ロアッソ熊本が1−1からの延長PK戦(5-4)の末に、ジェフユナイテッド千葉を下して勝利の雄叫びを上げた。そして、スタンドにいた“勝利の女神”である現役アイドルが注目された。
フクダ電子アリーナでの一戦。J2リーグで現在の首位(千葉)と16位(熊本)という対戦となり、その順位通りに前半28分に千葉が呉屋大翔のゴールで試合をリードするも、熊本が後半40分にオウンゴールで同点に追いつくと、延長戦を戦い抜いた後のPK戦で勝利。執念と運で3回戦進出を果たした。
この勝利が、熊本にとって4月25日のJ2リーグ第11節以来1か月半ぶり、公式戦8試合ぶりの白星となった。そのスタンドにいたのは、女性アイドルグループ『#ババババンビ』の紫色担当で、熊本の応援アンバサダーを務める近藤沙瑛子だった。
生粋のロアッソファンで、自身のSNSに「脱走する」と投稿してからの現地観戦から、「脱走アイドル」との称号を手にしている近藤は、試合後に自身の公式エックス(旧ツイッター)を更新。「ロアッソ熊本勝利おめでとうございます」の言葉とともに真っ赤なユニフォーム姿でのピースサインショット、さらに熊本県の米焼酎「白岳(はくたけ)」の紙パックから作った応援ハリセンを掲げている写真を公開した。そして「延長戦からのPK戦で大興奮でした…久しぶりに現地で応援できて嬉しかったし、とっても楽しかったです」と喜んでいる。