
デンマーク1部のブレンビーが6月1日、フライブルク(ドイツ)への移籍が決まったサッカー日本代表MF鈴木唯人の惜別メッセージ動画を公開し、その流暢な英語とともに注目を集めた。
現在23歳の鈴木は、市立船橋高校から2020年に清水エスパルスに入団した後、フランス・ストラスブールへの期限付き移籍を挟み、2023年8月にブレンビーに加入した。そして1シーズン目に公式戦32試合出場11得点10アシスト、2シーズン目の今季も公式戦40試合出場で13得点7アシストと活躍。テクニックとスピードを融合させたプレーに磨きをかけて多くの歓喜を呼び、チームメイト、そして国内随一と言われる熱狂的なブレンビーサポーターから愛された。
その鈴木は、ブレンビー退団が決まった後に行われたシーズン最終戦で1得点1アシストの活躍を見せた後、スタジアムでサポーターと直接、お別れのエール交換をおこなった。だが、それだけでは感謝は伝え切れていなかったようだ。さらに公式エックス(旧ツイッター)上に登場し、惜別のメッセージを贈った。
そこで鈴木は冒頭からすべて英語でスピーチ。これまでのプレーやロッカールームでの映像を振り返りながら、素晴らしいスタジアムでプレーし、ファンのサポートを受けたことへの感謝、さらに移籍を決断するに至った理由、心境などを語り、それでも変わらぬブレンビーへの愛情と将来の帰還を約束している。