
世界的名将であるユルゲン・クロップ氏の独占インタビュー動画が公開され、日本人ファンから歓喜と感謝の声が寄せられている。
ドイツ出身のクロップ氏は、1967年6月16日生まれの現在57歳。2001年にマインツで監督のキャリアをスタートさせてクラブ史上初のブンデス1部昇格に導いた後、2008-09シーズンからドルトムントの監督となり、低迷していたクラブを蘇らせて「ゲーゲンプレス」戦術を操りながら2010-11、2011-12シーズンとブンデスリーグ連覇を成し遂げた。
さらに2015年10月にプレミアリーグのリバプールの監督に就任すると、圧倒的な完成度と破壊力を持つチームを作り上げ、2018-19シーズンに欧州チャンピオンズリーグ優勝を果たし、翌2019-20シーズンには悲願のプレミアリーグ初制覇を成し遂げた。
2023-24シーズン限りで監督を退任し、2025年1月からレッドブル社のグローバルサッカー部門責任者して活動しているクロップ氏が、レッドブル・ジャパンの公式エックス(旧ツイッター)上でのインタビューに登場した。
質問は「好きな日本人サッカー選手は?」。それに対して、自身の監督のキャリアの中で指導した香川真司、南野拓実、遠藤航の3選手について、彼らとの思い出と印象、評価などを熱く、丁寧に語っている。そして締めの言葉として「日本人選手無しではトロフィーを獲ったことは一度もない」とし、「だからわかるでしょ。日本人をスカッドに加えるべきだって」と訴えている。