
7月8日、サッカー日本代表がサッカー東アジアE―1選手権の初陣に挑んで6-1と大勝したが、観客席は衝撃の空席だらけとなった。
Jリーグに所属する選手のみで構成された今回の森保ジャパンは、東アジア王者を懸けて龍仁ミル・スタジアムで3試合を戦う。その最初の相手は香港代表で、8日の19時24分にキックオフしたのだが、客席はガラガラ。公式記録における観客数はわずか687人にとどまった。
会場となった龍仁市はソウルから約40Kmの場所にあり、人口は100万人以上を抱える。スタジアム近くには龍仁軽電鉄の駅があり試合後には大混雑となること、また、周辺道路も大渋滞すると懸念の声もあったが、蓋を開けてみれば杞憂に終わることとなった。
今季ここまでのJ1リーグ戦での最低観客数は4月12日に開催されたJ1第12節のアビスパ福岡とファジアーノ岡山との試合での6157人(ベスト電器スタジアム)で、香港代表戦はその10%ということになる。なお、龍仁ミル・スタジアムは3万7千人以上の収容が可能で、収容率で言えば2%程度だった。
今季のJ1、J2の各リーグ戦では観客数が3ケタだった試合はなく、J3では4試合で3ケタの観客数を記録していた。